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阪神大震災と経験に対する覚書き.その4.

 続き….

 さて,その被害状況だが,ここでは控えさせていただこうと思う.全てを伝えようと思っても,興味のない方にはとても退屈な話が延々続くことになるだろうし,すでに,多々報道されているからです.

 ただ,いわゆる地震の破壊力に関する報道はよくされていますが,それイコール被害状況ではないことをここで触れておきます.

 少し遡って,私が大学時代に地震についての講義の話になりますが….

 その時,地震の報道や過去の資料を読む時,代表的な写真が一枚あるいは数枚しかない場合,その地震に関しては,ほぼ被害が無かったと見なして良いというものでした.

 つまり,一件の特異な被害は,それになんらかの原因があるための被害で,地震の被害としては無かったと考えられるというものです.(わかり難いですね.詳しい話は後日と言うことで….)

 何故こういった話を挟んだかと言うと,阪神大震災の場合,報道する材料には事欠かなかったわけです.そのため,派手にぶっ壊れた映像ばかりが追い求められ,全体の被害状況は伝わりにくいものとなっていた.

 震災時,私の家は残り,ありがたいことに,その後も住み続けることができました.しかし,水道で一ヶ月,ガスで二ヶ月ほど復旧しないままでした.3日目に来た給水車.それでも渡された水は一家族で一リットルでした.

 その後,余震で水道管が破損し,道路のひび割れから噴出した水を,コップなどで必死に掻き集めていた人だかり….私は構造物の破壊よりも,この光景の方が忘れられません….

 しかし,地震の被害はじわじわと襲ってきました.

 私の勤めていた会社も多額の負債を抱え,倒産こそしなかったものの,急激な方針転換,早期退職,処遇の悪化など….

 見た目は復興したように見える街の,生気のないところ….

 よく,住宅業界は地震に強い家をアピールします.もちろん震災で倒壊せず,「命を守る」ことを強調します.

 しかし,私は思うのです.

 こういった,震災で家を失わないことは,物理的被害をさけることではないのだと.

 地震の被害は,あらゆる方面から襲ってきます.その時,家が残っていることは,家族の,心の拠り所になります.

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